2015年5月4日月曜日

横浜環状北線の工事状況 (4/5/2015)

大規模な送り出し工法を採用し、建設が進む首都高の横浜環状北線の工事状況です。

前回の撮影時よりも橋桁の建設が進んでいました。
子安台公園から見た現場です。建造された橋桁が文字通り送り出されています。
右側の橋桁は左側の橋桁上で送り出しされ、そして横に移動し設置されました。
生麦JCT方面の橋脚です。随分と大型のものです。

送り出しに使用するレールです。
線路脇の道路も閉鎖するわけにはいかないのでトンネルが設置されています。
トンネル内はカラーLEDが設置されていて視覚的に楽しめます。
公園の地下を走る北線です。ここで橋桁が組み立てられ、送り出されます。

 JR直上の北線です。
隣の京浜急行です。
さらに隣のJR貨物と国道15号の直上です。
吸音板が取り付け中です。


この橋脚は北線の構造がよく観察出来ます。
 キリンビール横浜工場隣の北線です。
 この辺りは完成後の外観が想像出来る区画です。
 仮設の橋脚です。

子安台公園です。撮影時は割と暑かったのですが、ここだけは緑が多く風も豊富で大変居心地の良い所でした。このブログでは珍しく緑の多い写真です。
そして鳩です。やはり今後の都市開発は自然との共生が理想的ですね。
公園から見た京浜工業地帯方面です。なんとなく文明開化の頃の名残りが感じられる風景です。近くには生麦事件の慰霊碑もあります。

2015年1月26日月曜日

川崎駅北口自由通路新設・駅改良工事の建設状況 (26/1/2015)

 川崎駅北口で進行中の川崎駅北口自由通路新設・駅改良工事の報告です。
  東海道線ホームから京浜東北線ホーム方を眺めます。ついに構造体の橋脚が現れました。通常のH字綱のようです。すでに線路上にも一部設置されていました。
  同ホーム上より東口方です。奥の橋脚が既に線路上に張り出しています。夜間に設置されたのでしょう。手前の橋脚も順次工事されるでしょう。

 今後は直上での工事が本格化します。現在までとはまた別のアングルからの撮影が必要になってくるでしょう。
西口にて設置されている大型のクローラークレーンです。川崎のビル群の中でも存在感があります。

 北口の完成は2017年を予定していますが、地盤工事が一部で一段落したようですので工事は速くなるものと思われます。

2015年1月2日金曜日

2015年初日の出を見に行こう!

 昨日は元日でしたが初日の出を撮影しに行きました。

 当日は曇りの予報でしたが、地平線に分厚い雲がかかっていた程度で、雲の隙間から若干太陽が見えていました。

 1時間半ほどの撮影時間を高層階で過ごすのは正直めっさ寒かったです。何せカメラの操作をするための指が動きにくくなるのですから。

 しかし、今後コンテンツを制作していく中で使いやすい素材が手に入ったのは幸運です。普通の初日の出とはまた違った味の日の出でしたので。

 約15分5倍速に編集した今年初の動画です。


2015年1月1日木曜日

2015年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。今年も各地の再開発を取り上げていこうと思いますので、よろしくお願い致します。

 今年初の記事は、現在川崎駅西口で建設が進行中の(仮称)キヤノン柳町プロジェクト(高さ88m/地上17階)です。この建物はCanonの研究開発棟として使用されます。長らく着工すらも遅れていましたが現在ではタワークレーンも解体され内装工事が行われています。

 それではこれからも更新を続けていきます。

2014年12月31日水曜日

横浜環状北線の工事状況 (31/12/2014)

 2014年も残すところ後数時間となりました。このブログも2013年2月2日に開始してからもう1年と10ヵ月ほどとなりました。基本的には再開発などの工事を中心に取り上げてきていますが、更新中にも新しく竣工したり、完成したりした建築物がいくらかありました。

 年内のまとめとしては、重点的に取り上げてきた戸塚駅前の再開発について、戸塚大踏切直上に跨線橋が設置されたことが目立った変化でした。近いうちに柏尾戸塚線も開通するでしょう。その際はまた当ブログでも取り上げるつもりです。
 もうひとつの重要な再開発では、JR川崎駅北口自由通路等整備事業の存在があります。こちらは2017年に完成予定ですので、このような年末投稿があと数回必要です。特に現在は表面上の目に見える変化は大きくはないですが、来年以降は大きく変化していくものと思われますので、今よりも重点的に取り上げようと考えています。
 その他にも、横浜駅前の再開発や東京方面のものも順次取り上げていけたらと思っています。

 さて、前置きが長くなってしまいましたが、今年最後の記事はタイトルの通り横浜環状北線の工事状況についての報告です。
 横浜環状北線は、当ブログでは今まで新生麦出入り口付近の、恐らくは国内最大規模の送り出し工法で建造される鉄道交差部についてしか取り上げてきませんでしたが、今回は新生麦JCT付近を取り上げます。北線では恐らくこの区間の工事がもっとも見応えがあるでしょう。
鉄道交差部の先にある北線です。奥にはキリンビール横浜工場があります。万能鋼板のサイズからして工事の規模が分かります。この工事ではただでさえ巨大な送り出しの橋桁の上にさらに送り出すための橋桁があります。写真では一番上の橋桁です。

 
  埠頭から見た工事現場です。右上の橋桁でも送り出しが行われています。

  鉄道交差部の直下です。手前の線路は東海道貨物の線路です。奥にはさらに京浜急行、京浜東北、東海道、横須賀などの主要各線が通っています。ここには合計で4本の橋桁が架けられます。
  キリンビール横浜工場の近くの現場です。周辺の工場や倉庫と同等、もしくはそれ以上のサイズの構造物です。未だ接続されていない橋桁などが多数あります。工事用のヤードにそれらが置かれていました。

  橋桁と橋脚の接続部には免震装置のゴムが設置されていました。何年ほどで取り替えるのでしょうか。

  生麦JCT付近です。いかにもジャンクションのような密集具合です。夜間撮影に適していそうです。


 夕日に佇む構造体。

 以上で、環状北線の報告です。


 来年からも、当ブログをよろしくお願いします。それではよいお年を。

2014年12月15日月曜日

柏尾戸塚線(戸塚大踏切アンダーパス)の工事状況 15/12/2014

 戸塚大踏切デッキが開通してから久しいですが、今回は戸塚駅前地区中央土地区画整理事業のメインである柏尾戸塚線を取り上げます。

 柏尾戸塚線は、開かずの踏切で有名な戸塚大踏切の道路部分のアンダーパスを目的として工事が進められている新たな国道一号線です。公式では完成は平成26年度末とのことですのであと少々で完成です。実際は多少の遅れはあるでしょうが。


西口の線路脇工事現場です。
残りは設備工事や造成工事のように思われます。

西側のアプローチです。ほぼ完成と言ったところでしょうか。

東側のアプローチ(矢部団地入口交差点側)です。この先のトンネル直上に矢部トンネルの丘公園が開設されます。こちらもほぼ完成に見えます。

 工事の具合は設備工事を除いてほぼ完成といったように見えます。このままですとあまり時間もかからずに戸塚踏切も廃止されてしまうでしょう。


2014年7月2日水曜日

Saigon Centre の建設状況 (25/6/2014)

 お久しぶりです。当ブログにて初めての海外遠征です。場所は経済発展著しいアセアン諸国、ベトナム、ホーチミンシティです。
 今回はまず、ホーチミンシティ中心部にて再開発中の「Saigon Centre」です。
建設現場の万能鋼板と完成予想CGです。背後に見えているのはサイゴン川沿いに建設中の「Saigon One Tower」(195.3m/42fl)です。これは今後紹介しようと思います。
 建設現場に設置されているのはタワークレーンの様ですので、着工は既にしているものと思われます。
全景です。背後のもう一棟はホーチミン市内最高峰にして、ビテクスコグループの富と権力の象徴、「Bitexco Financial Tower」(262m/68fl)です。49階には展望台があります。入場料は現地通貨VNDで200,000VNDです。日本円で1000円ですが、あべのハルカスの入場料1500円、スカイツリーの2000 + 1000円に比べたら通常と思われますが、現地の物価からしたら異常な高さです。ターゲットが海外からの旅行者のみとしか思えません。ここのことについても後ほど紹介しようと思います。
 
 筆者は日本でのタワークレーンくらいしか見たことが無いのですが、海外のはこんな感じなのですね、一基だけで建設するとは思えませんが少なくとも着工はしているのでしょう。
 Saigon Centre はPhase 1 と Phase 2の二つの計画があります。
Saigon Centre Phase1は、106m 25fl で1996年竣工です。
 Phase 1です。
 Phase 2 は、 48flですが skyscraperpage.comを利用しても高さまでは分かりませんでした。
http://www.theplacetobe.com.vn/によると 24/11/2011には着工していた様です。
 ちなみにこの計画地の側には観光地として有名なベンタイン市場がありますが、その隣でも別の計画が進んでいるそうです。

 ホーチミン市内はスコールがひどいので撮影のタイミングが極めて難しいです。