年内のまとめとしては、重点的に取り上げてきた戸塚駅前の再開発について、戸塚大踏切直上に跨線橋が設置されたことが目立った変化でした。近いうちに柏尾戸塚線も開通するでしょう。その際はまた当ブログでも取り上げるつもりです。
もうひとつの重要な再開発では、JR川崎駅北口自由通路等整備事業の存在があります。こちらは2017年に完成予定ですので、このような年末投稿があと数回必要です。特に現在は表面上の目に見える変化は大きくはないですが、来年以降は大きく変化していくものと思われますので、今よりも重点的に取り上げようと考えています。
その他にも、横浜駅前の再開発や東京方面のものも順次取り上げていけたらと思っています。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、今年最後の記事はタイトルの通り横浜環状北線の工事状況についての報告です。
横浜環状北線は、当ブログでは今まで新生麦出入り口付近の、恐らくは国内最大規模の送り出し工法で建造される鉄道交差部についてしか取り上げてきませんでしたが、今回は新生麦JCT付近を取り上げます。北線では恐らくこの区間の工事がもっとも見応えがあるでしょう。
鉄道交差部の先にある北線です。奥にはキリンビール横浜工場があります。万能鋼板のサイズからして工事の規模が分かります。この工事ではただでさえ巨大な送り出しの橋桁の上にさらに送り出すための橋桁があります。写真では一番上の橋桁です。
埠頭から見た工事現場です。右上の橋桁でも送り出しが行われています。
鉄道交差部の直下です。手前の線路は東海道貨物の線路です。奥にはさらに京浜急行、京浜東北、東海道、横須賀などの主要各線が通っています。ここには合計で4本の橋桁が架けられます。
キリンビール横浜工場の近くの現場です。周辺の工場や倉庫と同等、もしくはそれ以上のサイズの構造物です。未だ接続されていない橋桁などが多数あります。工事用のヤードにそれらが置かれていました。
橋桁と橋脚の接続部には免震装置のゴムが設置されていました。何年ほどで取り替えるのでしょうか。
生麦JCT付近です。いかにもジャンクションのような密集具合です。夜間撮影に適していそうです。
夕日に佇む構造体。
以上で、環状北線の報告です。
来年からも、当ブログをよろしくお願いします。それではよいお年を。
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