このビルの正式名称(虎ノ門ヒルズ)は約一ヶ月程前に決まったもので、それまでは環二・Ⅲ街区と呼ばれていました。完成すると地上52階、高さ255.5mで、都内一の高さの超高層ビルとなります。このビルの直下では環状2号線(別名、幻のマッカーサー道路)が建設中です。
現在は、ガラスカーテンウォールが取り付け中です。
6階~35階までがオフィスフロア
36階に構造切替フロア
37階~46階に総戸数172室のマンションフロア
47階~52階には総客室数164室のホテル「アンダーズ東京}
が入るそうです。
環状2号線の建設箇所です。この部分は4層の吹き抜けとなっており、この直下に環状2号線が通ります。このプロジェクトは工期を短縮するために「逆打ち工法」と言う、地上部と地下部を同時進行で建設していく方式で建設されていて、地下5階であるこの建造物には最適な方法がとられています。後方では環状2号線が臨海部へと向けて建設中であり、築地や勝どき辺りまで延びます。
それについてリンクした記事を過去に書いているので参考にどうぞ。
この工事が持つ意味は非常に奥が深いので書ききれません。
ところで、東京の一部の地区で「アジアヘッドクォーター特区」と言うものを目指しているそうですね。環状2号線の虎ノ門辺りは対象外ですが、この工事も含めて全て「東京」の壮大過ぎる計画の1つなのでしょう。
そして、その計画の重要箇所が品川地区であり、その全ての計画の最終段階が筆者が早期開通を願う「リニア中央新幹線」であり、首都圏・名古屋・大阪を一つの巨大都市圏とし、世界に対抗する。いつしかこれらのことについて記事に出来たらと思います。
これは壮大な計画の序章に過ぎないのだ。
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